注文住宅でおうちを建てた我が家。
間取りについては、【過去・現在・未来】がキーワードになっていると気づきました。
【過去・・・収納に困らない】
【現在・・・子育て・家事楽】
【未来・・・老後】
今回は【老後・未来を見据えて考えた間取り】です。
それではどうぞ~~
Contents
この先ずっと、このお家で生活していく為に
私の大好きなじーじ・ばーばの話をさせて下さい。
私のじーじ・ばーばは、2人きりで暮らしています。
じーじが家事全般を行う俗に言う【老老介護】です。
この秋、ついに老人ホームに入居する事が決定しました。
月に何回か遊びに行っていて見て感じた事。
【家は一生もの】だという事です。
インテリアなど内装は、変更ができます。
ただ、間取りというのは、中々変更が出来ません。
あと50年以上、この家に住んでいく事を覚悟してお家を建てていると思いますが、
現時点のまだ元気な身体で、衰えた時の事を想定するのは中々難しいと思います↓
じーじ・ばーばはもう何年も前から1階のみで生活しています。
2階にあったベッドやタンスなどは全て1階に移動しました。
1階にあるお風呂でさえも入るのが大変で、ばーばはデイサービスの日のみ入浴しているそうです。
玄関も段差が高いので、手摺と踏み台が付けられました。
今後の未来は誰にも分かりません。
私も、間取りの作成時点では、未来の事まで考えていませんでしたが
想定できない事態に少しでも対応できる様にと、設計士さんが作ってくれました。
車椅子になった場合、リフォームで玄関を広く出来る
現在の玄関は、狭いんです。
ですが、横にシューズクロークがあるのでそこの壁を壊して広い玄関にする事が可能なんです。
設計士さんが、《車椅子で生活するようになっても大丈夫》だと教えてくれました。
玄関からすぐ和室にも入る事ができます。
懐かしい、入居前の我が家。
こんな事態まで間取り打ち合わせが始まるまで全く考えていなかったので【おぉ】と驚きました♦
和室・押入れを1階につくった
もしも将来、階段が登れなくなってしまってもこの部屋を寝室に出来ます。
押入れもあるので、布団もしまえます。
4.5畳と狭いのですが、夫婦2人だけならここで十分です。
和室内だけにベッド2つ置くのは無理かと思いますが、最悪リビングにも進入すれば良いかなと。
和室について詳しく書いてある記事は、こちらです♣
床の間のサイズの決め方なども書いてます!!
1階で全て生活できる間取り
私たちはこの《1階で全て生活できる間取り》に重きを置いて設計をお願いしました。
理由は現在の《子育て中、楽に家事出来るように》という希望からだったのですが、
結果、《老後も1階ですべて解決できる家》にも繋がりました。
前回の《収納に困らない》《子育て・家事し易い》と重複してしまう部分ではありますので、
さらっと紹介だけにさせて下さい。
まず、リビングクローゼット。
ここがあるおかげで、裁縫やアイロンなど1階で出来ております。
あとは、キッチン裏の家事楽スペース。
ここがあれば、老後もここをタンスや生活用品、その他諸々置くことが出来ます。
成功だけども正解ではない
ここまで老後の事を考えて成功したと思っている間取りについて書きました。
けれども、これは一つの例であってもしかしたら失敗かもしれません。
例えばお風呂。これも色々と考えあると思います。
我が家はお風呂を1階にしました。その為、リビングは狭くなってしまいました。
もしも2階にお風呂をつくったら、その分リビングは広く取れたかもしれません。
私のもう一人のじーじは、去年亡くなってしまいましたが、亡くなる直前まで寝室は2階でした。90歳でも階段を自分で上り下りしていたんです。
もしも、じーじのようにずっと元気で暮らせれば、2階のお風呂が成功って思っていたかもしれません。
お家作りについて色々と考えてブログを書いていますが、正解って無いんだと思います。
いや~、過去記事で散々【〇〇にして大正解】とか偉そうに書いてる自分で、今こんな事を言うのはズルイですよね(>_<)
でもなにごとも、一長一短だなと思うのです。
今度は、その点についても深く考えて、記事にしたいな~と思ってます(。・ω・)ノ゙
以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。